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平成21年度試験

一級建築士学科試験の結果の公表 9月8日更新

講座トピックスでは、社団法人全日本建築士会(執筆は当会講座の総合監修者)による、
試験対策の情報をご紹介しています。

一級建築士
学科試験の
結果の公表
この程、新制度による本年度の一級建築士学科試験の結果が発表されました。それによると、合格基準点は、学科 I は11点(問題数20)、学科 II は11点(問題数20)、学科 III は16点(問題数30)、学科 IV は16点(問題数30)、学科 V は13点(問題数25)で、いづれの学科においても、半分以上の得点があることが必要条件(それ以下のものが一科目でもあると、不合格となる足切り点ともいえる)となっていますが、総得点の基準点は97点(総問題数125に対して77.6%)と高い値に設定されていることが注目されます。これは、本年度の学科試験の問題の難易度が全体的に比較的低かったため、受験生の得点分布が高くなったことによるものと考えられます。

例年、総得点の基準点は65%程度であるのに対し、本年度は77.6%と高く設定されていますが、他方、合格率は19.6%(受験者数42,569人に対して合格者数8,323人)で、この数値も例年に比して、やや高かったことからも、本年度の試験の難易度が比較的低く、受験生の得点が高かったことを裏付けるものとなっています。

総じて、本年度の学科試験の問題の難易度は、上記のように比較的低いものであったといえますが、来年度の試験の難易度は、この反動ともいえる現象から、やや高いものとなることも予想されます。来年度の試験に対して、受験生は、いづれにしても、先ず確実な基礎力を養い、その上に築かれた幅広い応用力を身につけるように心掛けることが極めて重要であり、また不得意科目を克服しておくことも合格に必須なポイントであることを念頭に置いて準備を進める必要があります。
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